学習方法と特徴
このソフトウェアでは、(電子)聴診器で得られた様々な肺音を、パソコンを用いて聴きながら波形とサウンドスペクトログラム(SSG)をみてその特徴を理解し、肺音の相互比較ができます。また、ワンクリックで異なる肺音や同じ肺音を繰り返し聴くことができ、異なる疾患の肺音や、同一疾患内の異なる肺音を認識できます。そして最大の特徴は、肺音を聴きながら一つの画面の中で疾患名と解説、聴診部位、波形、SSGを同一画面でみながら学習できることです。
1 学習項目と学習手順
このウェブサイトへアクセスしてまず、上記ナビゲーションバーメニューの各項目をクリックして、肺音の学習に必要な情報を入手して下さい。この中から「学習編」をクリックすると、肺音の種類を表す肺音樹状図が現れます。この図で「肺音の特徴と種類間の関係」が分かります。また、語句の右上の「ふきだし」をクリックすると、語句の解説文が現れます。次に肺音名をクリックすると、肺音の出力と同時に、画面上には疾患名と解説、聴診部位、波形、SSGが現れます。また別の肺音名をクリックすると前記と同様の情報が現れ、連続して別の肺音を聴くことができます。
2 学習の特徴
(1)共通認識が得やすい: SSGを用い、肺音の出力位置に連動してカーソルが動くので、肺音の変化や性質を視覚で確認でき、時間や周波数や色彩などの物理量として現れるので誰もが理解できること。
(1)理解が容易: ワンクリックで肺音の受聴と関連情報の確認とが同時にできること。また、解説文(索引)や関連情報を容易に読むことができること。
(3)確認が容易: 肺音や解説文等の情報がランダムアクセスできるので、理解できていない肺音を絞り込むことができること。 以上があげられます。
なお、このソフトに搭載された肺音は、防音設備のない部屋で(電子)聴診器を使って 収録したので、肺音の中には、外部の雑音が混入しているものもあります。また被験者の動きや検者の手振れのため、雑音が混入しているものもありますが、大きさ以外はほぼ加工せずそのまま搭載していますので、現場で受聴診できる肺音に近い音になっています。
(1)理解が容易: ワンクリックで肺音の受聴と関連情報の確認とが同時にできること。また、解説文(索引)や関連情報を容易に読むことができること。
(3)確認が容易: 肺音や解説文等の情報がランダムアクセスできるので、理解できていない肺音を絞り込むことができること。 以上があげられます。
なお、このソフトに搭載された肺音は、防音設備のない部屋で(電子)聴診器を使って 収録したので、肺音の中には、外部の雑音が混入しているものもあります。また被験者の動きや検者の手振れのため、雑音が混入しているものもありますが、大きさ以外はほぼ加工せずそのまま搭載していますので、現場で受聴診できる肺音に近い音になっています。